
オトシブミ
もしも、大切な人への一言が手紙に変わったら?
手書きの一言をAIが詩に。あなたの言葉が手紙になる。




Experience
体験の流れ
1
その場で「誰かに伝えたい言葉」を紙に書き込む
2
AIが手書き文字を読み取り、詩的な手紙へと変換。“言の葉”が映像として巻かれながら落ちていく
3
言の葉は折り紙としてプリントされ、自分の手で折りたたんで完成
About
作品について
Concept
オトシブミとは、葉をくるくると巻いて卵を包み、それを地面に落とす昆虫の名前。その姿が、巻いた手紙=「落とし文」を結んで置いていくように見えたことから、こう呼ばれるようになりました。その営みをモチーフに、人が言葉に思いを託す行為を、AIと映像で詩へと変えていく体験型インスタレーションです。昆虫の生態と、人間の「伝える」という営みを重ね合わせ、言葉と生命の関係を新しい角度から捉え直します。
How it works
来場者が紙に短い言葉を書き込むと、画像認識とAIがその内容を読み取り、再構築します。生まれた言葉は、葉の形をしたテキストとなって壁面に投影される。映像の中で少しずつ巻かれながら形と意味を変え、最後には短い一言へと収束し、すっと消えていきます。
Future
本作は、研究とアートを公共の場へ開く社会実験として、仙台駅に展示。個人の言葉をその場で変換して返すこの仕組みは、駅や街なか、研究展示、地域のイベントなど、さまざまな場所で新しいコミュニケーション装置へと広がっていく可能性を秘めています。
Features
特徴と仕組み
リアルタイム生成と映像統合
Visionary Lab独自のリアルタイム処理基盤により、AIが生成したテキストが即座に映像化。生成文が葉のかたちを描きながら巻かれ、やがて落ちていく一連のプロセスを、視覚的・時間的な流れとして体験できます。
生成AIによる意味と情感の再構築
手書きの文字を画像から解析。大規模言語モデル(LLM)がそれらを詩的言語へと再構成し、一人ひとりの言葉に固有の“余白”や“想い”を宿します。
アナログ体験へのデザイン統合
生成された“言の葉”は、折り紙としてプリントされ、体験者自身の手で折りたたむことで完成します。デジタルとフィジカルをつなぐ媒介として紙の構造を再設計し、折りたたんだ状態でもQRコードが読み取れるコミュニケーションをデザイン。映像体験から手元の手紙へと続く、連続的な体験設計を実現しました。
Exhibition
仙台駅での展示
- 会期
- 2025年10月25日(土)〜10月27日(月) 10:00〜18:00
- 会場
- 仙台駅構内 コンコース中央1出入口付近
- 主催・プロジェクト構想
- 日建設計総合研究所(「Ki Sci Iki」プロジェクトの一環)
Credits
制作クレジット
- 制作・デザイン
- 森 達也、三村 正太郎(Visionary Lab)
- 企画・ディレクション
- Academimic
- 研究監修
- 小林 知里(東北大学大学院 生命科学研究科 特任助教)
- 共同企画
- 上田 羊介(東北大学COI-NEXT ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点)
- 主催・プロジェクト構想
- 日建設計総合研究所





