Feelingraphアプリの再生画面を表示したスマートフォン

写真を撮ると、音楽が生まれる。

Feelingraph

もしも、気分も思い出せる写真があったら?

くっきり鮮明な写真を眺めることと、思い出を懐かしむことは、同じでしょうか。

NFC内蔵の写真を置くと音楽が流れる再生装置
NFC内蔵の写真を置くことで音楽が流れる再生装置
ぶれの効果が加わった街の写真
余白とぶれを残し、記憶の曖昧さを表現した写真
インスタントカメラの写真を模したアプリの再生画面
インスタントカメラの写真を模したアプリの再生画面

Movie

解説動画

About

作品について

01

Concept

Feelingraphは、そんな小さな違和感から生まれました。あえてぶれた写真と音楽を使うことで、見る人の想像が入り込む余白を残す。記録をなぞるのではなく、記憶そのものを追体験する。そんなメディアを目指しました。

02

How it works

撮影すると、写真には自動でぶれの効果が加わり、同時にその場の環境音が録音されます。さらに写真の文脈を読み取ったAIがその場面に合う音楽を生成。ぶれた写真・環境音・生成された音楽が重なり合うことで、記憶がいくつもの層となって立ち上がってきます。

03

Future

デジタルコンテンツだけにとどまらず、印刷した写真にNFCタグを付け、スマートフォンをかざすと音楽と環境音が流れ出す展示へも発展しています。写真を単なる画像データではなく、音や記憶を伴う「物質としてのメディア」として経験し直す。そんな新しいアーカイブのかたちへと広がっていきます。

Technology

視覚だけに頼らない、新しい思い出メディア

写真を撮ると、音楽が生まれる。

写真を撮影すると同時に、撮影時の環境音を録音。撮影画像のキャプションを生成し、「MusicGen」というtext-to-music生成AIを活用して音楽を生成しました。撮影時の環境音と組み合わせることで、記憶の想起に繋がる豊かな聴覚表現を実現します。

鮮明すぎない「記憶」として残す

撮影画像をわずかにずらして重ね合わせることで「手振れ」のような効果を与えます。何が写っているのか完全には把握できないが、かといって全く不明瞭でもない、絶妙な視覚体験を実現しました。

視覚情報を抑えた鮮明過ぎない「記憶」として過去の体験を保存し、ユーザーに想起させる余地を持たせることで、より豊かな思い出の追体験、すなわち「懐かしむ行為」が可能になりました。